ぼくの受験体験談
M.S君
M君体験談
<M君体験記>
僕の受験は、海陽中学の試験から始まりました。合格発表の日、インターネットで合否を見ることになっていて、いよいよクリックする時、ものすごく緊張していましたが、合格することができました。その時は母と手を取り合って喜びました。
僕の本命の南山の前、2週間しかないのに母に2冊の本を渡されました・・・・。理科と算数の過去問です。量は多かったけれども、理科を1日10ページと算数を1日5ページやれば終われる計算だったので頑張りました。
本番ではいつも以上に緊張して頭の中が真っ白になりました。算数の1問目が初めは出来なかったけれど、だんだん頭がほぐれてきて、最終的には解くことができました。
南山の合格通知は郵便局に直接取りに行きました。祖母が、「厚みがあるから大丈夫。」と僕にささやいたけど、やっぱり開けてみるまでは分からないので、道で開けて確かめました。「合格」という文字が書いてあり、母に電話したら、僕以上に喜んでいました。
滝を受けた時には全然緊張せずに受ける事ができました。結果は、南山も滝も合格できたので良かったです。今までたくさん受かったのは、母や先生たちのおかげなので感謝したいです。
<お母様体験記>
「受かってた。」郵便局に簡易書留を取りに行った息子からの電話でした。一番行きたいと志望していた南山中学の試験後、受かっているのだろうかと眠れない2日間。安堵と共に号泣でした。
思い起こせば、フマ学園の門をたたいたのは小学3年生の時。いろいろ話をさせてもらい入塾させていただきました。先生方は、息子の性格に合わせてあの手この手で引っ張り上げて下さいました。
しかし、5年生に入った頃から伸び悩む事が多くなり、結果がなかなか出ない事に私は苛立つことが多くなりました。そんな私を救ってくれたのは、授業後の先生との会話や面談です。私の考えや気持ちをしっかりと受け止めて下さり、必要な時には息子に課題を出してくれました。 6年生になり、やっと志望校を決めたので、少し遅かったのではないかと反省しています。何校かアシを運び、受験する学校も決め、それぞれの対策をしていただき、あっという間に12月に入り、受験が始まりましたが、息子のエンジンがなかなかかからず、私1人あせっていたように思います。南山の試験の2週間前くらいからやっと真剣に勉強に取り組む姿が見られるようになりました。塾の方では息子の苦手な分野をサポートしてしてもらい、自信をつけていただきました。
無事試験を終わり思った事は、この何年間の努力は息子にとって1つの財産になるであろうということ。そしてこの1年間、我慢をし、挫折を知り、とても成長した気がしています。また、こうして結果を出せたのは、常に勉強の進み具合、苦手な所など、息子に合ったサポートをして下さった先生方のおかげだと思っています。そしてくじけそうな時も叱咤激励をしてくださった先生方、本当にありがとうございました。